先日、そろそろ読むかと本棚の奥から『至福千年(amazon)』を引っ張り出して読んでみた。石川淳読むのは久々。 つまんなかったらポイするつもりだったんだけど、やっぱり読むと面白い。どこがどうとはいいにくいのだが、読んでいて楽しい。ポイどころかもっと読みたいとなり、いっそ全集みたいので揃えてみてはどうかなんてことまで思ってしまった。で、あるに決まってるだろうからWikipediaの項目で全集何冊本なのか確認してみっかと調べたら、 『石川淳著作集』全4巻 全国書房、1948-49 『石川淳全集』全10巻 筑摩書房、1961-62 『石川淳全集』全13巻 筑摩書房、1968-69、増補版・第14巻 …