私が田奈注意の時に行った心理テストはいかにも私の心の混乱ぶり。そのものだった、誰の目から見てもわかるものだったと思う。管理職はすぐにカウンセラーを派遣して来た。しかし、カウンセラーは私から一応話を聞くと「小説を書きませんか?」と勧めてきた。それは私にとって正解ではなかった。 副校長とさ3校目のお付き合いだった。最初は休職して休みを取れば、といわれたが、私は頭を縦に振らずに退職させて下さいとお願いした。金剛地さんは一度決めたらそういう人だもんね。と了承していただいた。 カウンセラーさんの提案された「小説」というものが、自分には書けない。と思っていた。古典を読む時、「源氏物語」より「枕草子」である…