書は心 映す鏡と 先人の 創書の光 ウクライナへも 夜半に豪雨が降り続いたりと、不安定な天気が続いている。台風7号が、明日には日本列島に近づいてくる。大きな被害がないことを、祈る思いでいる。 池袋の東京芸術劇場の「創書展」に、足を運んだ。鉄傘で覆われているが無機質に感じないのは、窓の外に街路樹が見えるからだろう。 行書、草書、隷書で書かれた文字は、縦書きや横書きと多彩である。文字に絵を書き添えた「金連花」も展示してある。金連花の花言葉は、「困難に打ち勝つ」である。1つ1つの作品に作家の人生観が現れているようで、味わいながら観賞した。 その作品展の1角に、今年6月ウクライナから避難してきた方達の…