『幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。 太宰治『走れメロス正義と微笑』(潮出版社)』 「不幸の手紙」というチェーンメールが流行したことがあります。 それを受け取ると、7人に同じ内容を出さないとダメというものです。 それを怖がって、続けるならば、不幸の連鎖がおきます。 どなたかが止めたので、それが、出回らなくなりました。その勇気ある行動が不幸を激減させたのです。あるいは、単に、あほらしかったので相手にしなかったのかも知れません。 情報過多の時代に、その情報の内容を吟味せずに、垂れ流しにしていると、様々な被害者を生み出してしまう懸念があります。 特殊詐欺系や「お金送れ」とい…