神奈川フィルハーモニー管弦楽団みなとみらいシリーズ第392回定期演奏会 ~音楽監督(沼尻竜典)の”初マーラー”!~ 前回の「オルガン付き」の名演も記憶に新しいまま、今回で神奈川フィルの東京公演も3年目を迎える。大編成オーケストラの全機能を引き出す必要のあるマーラーの交響曲は、ヨーロッパの歌劇場での音楽総監督の経験もあり、常に数百人の舞台を率いている沼尻の最も得意とするところ。神奈川フィルの音楽監督としては今回が初めての指揮となるマーラーの大曲に、期待が大きくふくらむ。前半には、神童としてその名を轟かせたピアニスト、ニュウニュウ(牛牛)と共にグリーグの協奏曲をお届けする。ニュウニュウと沼尻は20…