マイケル・ムアコックの「エターナル・チャンピオン」シリーズの一つ。または、同シリーズの主人公。
本名はコルム・ジャエレン・イルゼイ。彼の属するヴァドハー族の言葉で「紅衣の公子コルム」と言う意味。そのまんま。
ナドラー族との確執はあっても平和に暮らしていたヴァドハー族の地に、マヴデンと称する人間の蛮族が攻め込み、家族を殺されコルム自身も右目と左手を失ったところから本格的に話が始まる。
かつて神の物だった目と手を移植されたコルムは、マヴデンの背後にいる神々に戦いを挑む。
剣の騎士―紅衣の公子コルム1 (ハヤカワ文庫 SF 470 紅衣の公子コルム 1)
剣の女王―紅衣の公子コルム2 (ハヤカワ文庫 SF 476 紅衣の公子コルム 2)
剣の王―紅衣の公子コルム3 (ハヤカワ文庫 SF 491 紅衣の公子コルム 3)
妻の死後、抜け殻のようになったコルムは、遥かな未来の妻の一族の子孫を救うため、夢に導かれて時を越え、新たな戦いに身を投じる。
雄牛と槍―紅衣の公子コルム4 (ハヤカワ文庫 SF 539)
雄羊と樫―紅衣の公子コルム5 (ハヤカワ文庫 SF 544)
雄馬と剣―紅衣の公子コルム6 (ハヤカワ文庫 SF 561)