綱島梁川(つなしまりょうせん 1873.5.27-1907.9.14)
明治期の思想家。備中国上房郡有漢市場(岡山県・高梁市)の生まれ。本名は栄一郎。
東京専門学校(現・早稲田大学)で英語、哲学を学び、キリスト教徒の哲学者・大西祝(1864-1900)に私淑。
ジャーナリズムを通して旺盛な評論活動を行い、『病間録』『回光録』は西田幾多郎など当時の若い読書人を魅了した。
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所用で池袋に行った帰りに向かう。西部古書会館。いつもより充実していたのではないか。 倉田百三『恥以上』(改造社・昭和5年) 函欠 800円 帆足理一郎『死生と宗教』(新生堂・大正14年・6版) 函 200円 綱島梁川『病閒録』(金尾文淵堂・明治39年・5版) 函欠 200円 鈴木俊郎編『回想の内村鑑三』(岩波書店・昭和47年・12刷) 函 150円 函欠でも倉田の本は入手できてよかった。実はかなり迷ったのだけれど。表紙絵は河野通勢。見返しにも絵が描いてある。 これでほぼ今年は終わりか。なんだか物足りない一年だった。思い出すままに、いつの間にか書棚に増えていた物たちを一部記しておく。高い本は省略…