(原題:Les Métamorphoses du Choeur)
監督:マリー=クロード・トレユ
出演:クレール・マルシャン/パリ13区立モーリス・ラヴェル音楽院合唱団
撮影:ピエール・ストウベール
配給:バップ/ロングライド
2004年/フランス/98分
パリ13区。週に一度、総勢100名のアマチュア合唱団のメンバーたちが集まり、女性指揮者クレール・マルシャンのもと、教会でのミサコンサートに向けて練習に励んでいる。日々仕事に追われる大人から、子供たちやティーンエイジャー、余暇を楽しむ老人まで。ひとりひとりの歌声が旋律を奏で、やがてひとつのハーモニーとなり、“音楽”へと昇華されていく。そこには、アマチュア合唱団がステージに上がるまでの過程、オーディションからユニークな発声法、パート練習、リハーサルまで映し出され、彼らの努力や苦労しながらも成長していく姿が丹念に綴られる。