このシリーズでは、南野津地区の名所旧跡・文化財を紹介します。南野津地区は野津町大字前河内(まえがわち)・吉田・秋山・東谷・西畑および三重町大字西畑(入北)からなります。※大字西畑のうち入北部落は、地域の方の要望により昭和32年に三重町に分離編入されました。 南野津地区で著名な観光名所としては、三重町との境にかかる虹澗橋があげられましょう。この橋については菅尾地区その1の5番で紹介していますので、当該記事をご覧ください。また潜伏キリシタン関連の史跡として、一つ木の礼拝所も知られています。全域に亙って石造文化財が多数残っており殊に石幢は質量ともに豊富ですし、栃原の新四国霊場、臨川庵跡、打睡庵跡、長…