(ロシア語: остров Большой Уссурийский/大ウスリー島)
ウスリー川とアムール川が合流する位置にある島であり、中国では“撫遠デルタ”とも呼ぶ。“黒瞎子”の意味は中国語でクマであり、島にはクマが出没することに由来。島の西半分は中華人民共和国に属し、東半分はロシア連邦に属すしていたが、。2001年に「中ロ善隣友好協力条約」ができ、中華人民共和国国家主席江沢民とロシア連邦大統領エリツィンは、黒瞎子島をほぼ東西に分割することで原則的合意が出来た。2004年にはプーチン大統領が訪中し、中ロ間で「中ロ国境東段補充協定」が結ばれ、正式に分割が成立した。2008年にロシアは中国に全ての銀竜島と黒瞎子島の西半分を割譲した。