サッカー日本代表の黎明期 記録によると、日本最初のサッカー国際試合が行なわれたのが1917年5月9日。もう100年以上も前のことになる。東京で開催された第3回極東選手権大会の競技のひとつとして日本チームが参加し、その時は中華民国に0-5で敗れている。 翌10日に行なわれたフィリピンとの試合も2-15で惨敗しており、当時は日本のレベルが相当低かったことが窺われる。ちなみにこの時点では日本サッカー協会は設立されておらず、選抜チームを作るという考えもなかったので、日本代表として戦ったのは予選で決った東京高等師範の蹴球部であった。 しかし、日本最初の国際試合が開催されたことでサッカーへの関心は高まり、…