cha quan 中国武術の一種。 中国北方回族(イスラム教徒)に伝わる武術を起源とする。明代に「査」姓の人が編纂し、査拳と呼ばれるようになった。 北拳の代表的な特色である、多彩でダイナミックな跳躍と蹴技を中心とし、快活で応用変化に富み優美華麗な動きが特徴。 張式、楊式、李式などいくつかの流派が存在する。
回族の査拳の使い手は多く存在し、古い人物としては、大艦隊を率いアフリカ探検を指揮した鄭和がいる。近代では王子平(Wang Ziping)、馬金鏢(Ma Jinbiao)、張文広(Zhang Wenguang)などが知られている。査拳は今なお回族の中で広く練習され、同様に漢族にも広まっている。