大阪市にある、JR西日本の路線(幹線)。大阪環状線・阪神なんば線に接続する西九条から湾岸地区の桜島まで 4.1km の路線。宮崎空港線が開業するまではJR最短の旅客営業路線であった。
湾岸工業地帯への貨物・通勤輸送を主な役割としてきたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開園以降はこれへの主たるアクセス路線ともなった。
日中は西九条−桜島間の列車と、大阪環状線からの直通列車が交互に運転されている。車両は大阪環状線の普通列車と同じ103系または201系通勤型電車だが、中にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンをフィーチャーした全面広告塗装となっているものもある。
ユニバーサルシティ駅の開業とユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開園にあわせ、「JRゆめ咲線」という愛称路線名がつけられた。
1898年4月 西成鉄道により福島−西九条−安治川口間開業
1905年14月 安治川口−天保山間開業
1906年12月 国有化(西成線:大阪−天保山間)
1910年4月 西成線 安治川口−天保山間廃止、安治川口−桜島間開業
1940年1月 安治川口駅構内でガソリンカー脱線転覆炎上事故
1941年5月 電化
1961年4月 大阪環状線開業に伴い西成線西九条−桜島間を桜島線とする
1999年4月 桜島駅移転
2001年3月 ユニバーサルシティ駅開業、愛称路線名「JRゆめ咲線」使用開始