御霊神社から三田市街に戻り、三田市屋敷町にある旧九鬼家住宅資料館を訪問した。 旧九鬼家住宅資料館 旧九鬼家住宅資料館は、天保六年(1835年)に越賀家の三男として屋敷町に生まれ、明治3年に三田藩の家老九鬼隆継の養子になった九鬼隆範(りゅうはん)が、明治8年頃に建築した擬洋風建築の建物である。 隆範は、その後工部省鉄道寮に入り、鉄道技師として日本の鉄道の発展に尽力した。 旧九鬼家住宅主屋1階は、壁が漆喰と板張りで仕上げられており、格子戸や障子が嵌められた和風様式で、2階は壁が漆喰で仕上げられ、窓は鎧窓という洋風の造りになっている。 主屋西側 主屋東側 主屋2階の東側には、洋風のベランダが巡ってい…