三島弥彦とは、短距離走の選手である。ストックホルムオリンピックに出場した。
この結果を踏まえ、4年後のベルリン大会での雪辱を誓い、閉会式を待たずに出国、次大会開催国であるドイツに向かった。ここでオリンピック会場などの視察をした後、砲丸や槍などの日本ではまだ知られていないスポーツ用品を買い込んで、翌年2月7日に帰国。しかし、ベルリン五輪は第一次世界大戦で中止となった。1920年には、アントワープオリンピックが開催されたが、このころ既にオリンピックに出場できるような肉体を失っていたためか、予選にも姿を見せなかった。