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1928年生まれ、東京大学名誉教授、日仏法学会会長。専攻はフランス法だが、国際的な労働法・社会法学者としても知られ、中央労働委員会会長・国際労働機関(ILO)条約勧告適用専門家委員会委員等を歴任。
1953年〜1963年の間フランスを中心とするヨーロッパ諸国に留学し、1961年にパリ大学において法学博士の学位を取得、あわせてきわめて高い評価を受けた博士論文に対して授与される博士論文賞(Prix de Thèse)を受ける。
著書
- La théorie de la suspension du contrat de travail et ses applications pratiques dans le droit des pays membres de la Communauté européene, Paris, LGDJ, 1963
博士論文賞を受けた博士論文を出版したもの。
日本における標準的なフランス法概説書として名高い。
フランスで定評のある法律用語辞典をもとにした仏日対訳辞典。
ほか多数。