Twitterで古書柘榴ノ國氏が山田一夫宛献呈署名本(田辺聖子『ひねくれ一茶』平成4年)について、この山田は誰だろうとつぶやいていた。これに、ヲガクズ氏が「NDL Authorities」にあがるだけでも10人いる旨のリプライをしていた。これを見て、わしは遙か昔の明治期における山田一夫宛の絵葉書を持っていたことを思い出した。シルヴァン書房から入手した三宅克己(みやけ・こっき)画の絵葉書2枚で、どちらも明治39年に差し出された。各600円。三宅の絵葉書だから買ったのではなく、近年盛林堂ミステリアス文庫から初稿版が刊行された『夢を孕む女』や『配偶』で知られる作家山田と関係があるのかなと思って買った…