◆東日本大震災から13年。福島原発事故は終わっていない。被災当事者から学び、倫理学の知を再構成する。市井の知と倫理思想の相互往復から形作られる環境倫理学。 『〈証言と考察〉 被災当事者の思想と環境倫理学 ──福島原発苛酷事故の経験から』山本剛史 【編・著】 [A五判並装]520頁定価=本体3,364円+税【3,700 円(税10%込)】 ISBN: 978-4-86209-090-4 C0036 (2024-04-10出版) 福島原発災害が私たちに問いかけているものは何か。この問いを深めつつ、被災者の困難に応答し、記憶の風化に抗しようとしてきた人々の言葉と行動を踏まえ、人類が今新たに形づくろう…