「東映シアターオンライン」で『社葬 - 舛田 利雄』を観たんすが、徳永常務(江守徹)に社長になるように詰められた粗チンの谷専務(加藤武)が「よし、わかった!」と市川崑監督の「金田一耕助シリーズ」みたいなこと言ってる。『社葬』は、新聞社の派閥(後継者)争いの話なんすが、「日本の新聞はインテリが作ってヤクザが売る」っていうコピーと、冒頭の新聞拡張員が勝手に契約の判子を押す場面と、腹上死した岡部憲介社長(高松英郎)の死体を酔っ払いのふりして運び出す場面を遙か昔に観た覚えがあるかな。私は新聞拡張員が嫌いなんすよね、一人暮らししていた頃に酷い目に遭っているので。東京に引っ越したばかりの初日に、近所のモン…