主要活断層帯とは、日本政府の地震調査研究推進本部が、内陸や周辺の海域にある全国の「活断層」や、複数の活断層からなる「活断層帯」のうち、断層の長さや活動の度合いなどから、重点的に調査や評価を行う箇所として指定したもの。
2017年2月22日現在、113箇所が指定されている。
日本の陸地やその周辺にはおよそ2,000の活断層があるとされている。政府の地震調査研究推進本部は、これらの調査を効率的に行うため、地上に現れた断層の長さが20km以上あることや、地形の特徴などから活断層である確実性が高いこと、それに、断層の活動の度合いが高いことの3つの基準を基に、「主要活断層帯」として指定し、詳しい調査や評価を行うこととしている。