昴(すばる)とは おうし座にある散開星団。プレアデスの和名。二十八宿の西方第四宿で昴(ぼう)。距離408光年。肉眼で見えるのは六個で六連星(むつらぼし) 統(す)べる星の意で、古くから王者の象徴、農耕の星として尊重された。九曜の星。すばるぼし。すまる。すまるぼし。大梁。[十巻本和名抄(934頃) 出典 精選版日本国語大辞典 <すまる>ともいう。西洋名のプレヤデス星団のこと。二十八宿は昴宿(ぼうしゅく)にあたる。すばるの語意はとうに忘れられてきたが、江戸の国文学者狩谷棭斎、平直方などの考証により、これは<統(す)べる星>の意味で六星が糸で統べたように集まったものとするのが定説となっている。 すな…