令和6年(2024)現在、当山国地区で栽培されている主な水稲品種は、酒米では「山田錦」、うるち米では「ヒノヒカリ」となっています。その比率は加東市全体では、例年ほぼ2対1の割合ですが、当地区ではもう少し酒米の比率が高いものと思われます。 山田錦(加東市ホームページより) 「加東市の水稲の品種別作付け面積」加東市農業再生協議会作成の「加東市水田農業ビジョン」(平成31年・2019)より ※数値はヘクタールで2018年の数値。酒造好適米の内訳は、山田錦がほとんどを占め、他に「愛山」がごく僅かに作付けされています 江戸時代からそれぞれの地区(古くは村)でどんな品種の稲が栽培されていたかについては、い…