女道楽

昨日の続き。 ・加藤廣『昭和からの伝言』（２） 加藤氏は現在の東京都新宿区高田馬場で生れている。このとき父親はまだ生きていたが、療養生活に入っていて同居はしていなかったのであろう。 加藤氏の家は、16頁14行め「ボクの家のような新興住宅」或いは17頁5行め「貧しい新興住宅街」とあり、24頁1行め『高田馬場の学生相手の大きな下宿屋にはさまれた細い路地の奥の、むさくるしい陋屋」ともある。場所は16頁5行め「国鉄・高田馬場駅周辺」で、17頁7行め「ボクの家と目と鼻の先にあった小学校（我が母校・戸塚第二小学校）」とあって、現在の新宿区立戸塚第二小学校（東京都新宿区高田馬場1丁目25番21号）の近所とす…

2024年4月6日(土) Be st.催事場 柳亭小痴楽独演会 2024年2月18日(日) Be st.催事場 三遊亭遊雀独演会 「遊雀の四季 第一章」 初天神 崇徳院 お仲入り 花見の仇討 2023年12月17日(日)Be st催事場 立川生志独演会～三度目の正直～ たいこ腹 お仲入り ニュース落語(松野…） 文七元結 2023年10月29日(日) Be st．催事場 立川吉笑独演会〜初ご来光〜 ぷるぷる 歩馬灯 お仲入り 狸札 小人十九 2023年9月3日(日) 光市民ホール小ホール 金子みすゞ生誕120年記念 神田京子独演会 ゲスト 三遊亭遊雀 オープニングトーク 京子・遊雀 代り目 遊…

「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」 世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、しかし、堀木にそう言われて、ふと、「世間というのは、君じゃないか」 という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤで、ひっこめました。（それは世間が、ゆるさない）（世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう？）（そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ）（世間じゃない。あなたでしょう？）（いまに世間…

大河ドラマ『光る君へ』放映記念。といっても、以前に書いた記事の再掲ですが。 小説『女道楽』の冒頭の会話。六條の息所の生霊の話になって。 ※ 母「それは嫉妬の幽霊だよ、光る君と云ふ人が男にあるまじき不品行な事をして彼方の女を欺したり此方の女を欺したりするから其女が生きながら幽霊になつたのです」 （略） 小娘「今ではその光る君と云ふ様な人も居ないでせう、女を欺したり悪い事をしたりする様な人は」 村井弦斎『女道楽』（一九〇三） 二ページ ※ 今でもいます。明治時代にも令和時代にも。ホストが大金をまきあげたとか。 「光る君」と称したのはたぶん弦斎の苦心したところで、「光源氏」といってしまうと、 「源氏…

村井弦斎『女道楽』の序文には以下のような文があります。前作『酒道楽』の主人公は改心してハッピーエンドになったのに、『女道楽』が悲惨な結末に終わったのはなぜかという、読者からの質問に対して。 「酒道楽は人の過なり、女道楽は人の罪なり、過は改めしむべし、罪は終世消ゆべからず」 酒道楽も度を過ごすと罪になると、自戒をこめて私は思いますが、それはともかく。 過失と罪悪は区別されるべきだという弦斎の意見に私も同意します。表現の分野でもそれはあてはまります。 たとえば私は初期のこのブログで、アルゼンチンの作家ボルヘスの、忠臣蔵を題材とした小説の、時代考証の誤りにつっこみを入れました。 ボルヘス 「不作法な…

正月二日に町内の副会長をやっているセーさんと被害があった場所は無いかと町内を一廻りりした。朝早く廻ったので寒かったから、熱いコーヒーでも飲んで行かないかとセーさんを誘った。 エー、二人してお茶していれば話題は二人の共通の趣味オーディオのこと。セーさんの話によるとお仲間のＨさんが何でも最近70万円もするエソテリックのＣＤプレイヤーを購入したとのこと。で、セーさん、早速聞きに行ったそうな。 彼は今迄ＣＤプレイヤーなんてデジタルなんだから、10万以上もすれば然程違いは無いだろうと思っていたそうだ。ところが聞いてみるとビックリ仰天。空気感まで再現されていて、さすが高級プレイヤーは違うと感心したそうだ。…

「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」 世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、しかし、堀木にそう言われて、ふと、 「世間というのは、君じゃないか」 という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤで、ひっこめました。 （それは世間が、ゆるさない） （世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう？） （そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ） （世間じゃない。あなたでしょう？） …

－－－ 順番決め（司会：伊藤史隆、桂紗綾 たま ■ 、風喬 ■、鉄瓶 ■、佐ん吉 ■、雀太 ■） - 笑福亭呂翔 ■ つる - 桂佐ん吉 ■■ かぜうどん 桂雀太 ■■ 行き倒れ（粗忽長屋） 笑福亭鉄瓶 八五郎出世 ～仲入り～ 笑福亭たま ■▲ 地獄八景亡者戯 笑福亭風喬 ■■ 荒大名の茶の湯 ～仲入り～ 内海英華 ■■ 女道楽 - 結果発表 優勝：桂雀太 －－－ ※三味線：英華、薫子 ※鳴物：呂翔 ※笛：米輝

www.shochiku-tokyu.co.jp『三匹の侍』(1964)、極道の妻たち』(1986)などの五社英雄監督の遺作となった作品。 女道楽にうつつを抜かす油屋の放蕩息子・与兵衛の尻拭いをするため、元乳母・お吉が奔走する姿が描かれます。 近松門左衛門の人形浄瑠璃を原作に映画化。幾つかの改変を入れながら、新しい形で愛憎劇を展開しています。 主人公・お吉を樋口可南子が、厄介な放蕩家を堤真一が演じています。放送情報女殺油地獄 BS260 ＢＳ松竹東急 2023/11/5(日) 12:20-14:30＜過去の放送＞ 2023/6/16(金) 13:00-14:50作品概要1992／日本 上映時間…

第一巻［1870～1910］ ○目次○ ◆第一巻/目次より◆ 一 新しい骨組 伝承の明治維新と西郷戦争 お蔵米●米撥ね、俵撥ね、縄撥ね／米は一粒も残らん 明治の意味●侍だらけの藩境の村／侍の世が明らかに治まる／傘とハン コ 西郷戦争●薩軍の使役／官軍の使役／激戦地の村／ドプロクと鉄砲／タ チワケの豆 銭の序破急――金貸しが地主に 新しいお上と税金●巡査と裁判所／田圃もろうてくれろ 博打が流行る●働く気持がなくなって 金貸しが地主に●明治の一銭の重み／金貸し伊蔵／地主の形成 小作人●銀主三分の二、小作人三分の一／年の暮 伊蔵の蔵入れ●細川さん時代さながら／えぴ飯と蛇 平野屋の銭●金の虫干し／旦那…

大阪に入ってから、連日⁡先輩方にご馳走になりました。⁡⁡⁡ 何度か車窓から、大阪城の写真を撮ろうと📸トモとチャレンジしたのですが、 ⁡大阪入りした初日⁡⁡7月30日⁡わざわざ仕事の合間に大阪へ立ち寄ってくれた、漫才協会の先輩、ニックスの兄貴分の #ナナオお兄さん に焼肉と炉端焼きで食い倒れさせていただきました🎶⁡⁡⁡ ⬆鶴橋駅から直ぐの人気焼肉屋さん ⬇炉端焼き31日⁡⁡「月刊笑福亭たま」の打ち上げで、#笑福亭たま ｻﾝにご馳走になりました🍻⁡⁡⁡⁡(写真撮り忘れ) ⁡8月1日⁡⁡東京から応援に来てくれたお客様とお好み焼きの老舗「千房」へ⁡。⁡(写真撮り忘れ) 8月⁡2日⁡去年、神戸新開地喜楽…