沖縄の戦前から戦後へ。三線の名器「馬小(ウマグヮー)」を手にした三世代のウチナーンチュ。それぞれの時代を生きた歌三線と愛と家族の物語。豊岡マッシーの力作です。ぜひお読みくださいね〜。将来的にはこのお話を一人芝居で三線を弾きながら公演したいですーそれで全国を回れるようになりたいな〜第一章「チョウエイ」 照喜名の長男「朝栄(チョウエイ)」は家をそっと抜け出して毛遊びの場所「龍潭(りゅうたん)」へと向かったさあ。布の中には三線「馬小(ウマグヮ)」と泡盛が隠してあった。ちゃんとした古典舞踊曲も好きだけど、やっぱりよ、カチャーシーが一番好きなわけ。朝栄は親に内緒で毛遊び(モーアシビ)に通っていたわけさあ…