演劇学者、名古屋市立大学教授。1962年愛知県生まれ。東京女子大学卒業、バーミンガム大学シェイクスピア研究所修士課程修了、1997年「社会的コンテクストから見たシェークスピア劇 -「じゃじゃ馬ならし」におけるケイトのイメージ」で南山大学文学博士。2008年『じゃじゃ馬たちの文化史』で日本演劇学会河竹賞奨励賞受賞。同朋大学文学部准教授、名古屋市立大学教授。
12月23日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 柚子の花実となり湯船の主となる 雅舟 【花】ユズ(ミカン科) 【花言葉】健康美 【短歌】さわやかな香り立ちたるユズの湯に幼き子らの湯を飛ばしいき 冬至の前後にゆず湯に入る習慣が、今は少なくなってきたのかもしれませんね。子どもたちの楽しげな歓声が風呂場から庭にまで響いてきたことを思い出しました。 【季語】 柚子(秋) 柚子湯(冬) 柚子の花(夏)【俳句】谷川をわたる双手の柚子の籠 飯田 龍太 大願のありて湯の柚子増やしけり 甲斐多津雄 冬至湯に母を抱きてひたりけり 谷 芙蓉 【三行詩】昔は禊として柚子湯に入ったかも 今はた…
◆第5話「新さん江戸の風に舞う」(2023年12月13日再放送) 以下の通り、記事を紹介しておきます。 番組詳細|テレビ朝日 第5話「新さん江戸の風に舞う」 おさよ(鈴鹿景子*1)という女からの訴状が目安箱に投げ込まれた。おさよは小間物問屋・志摩屋の女房で、志摩屋は鉄砲を隠し持っていた罪で家財を没収された上、江戸払いを申し付けられたという。その後、志摩屋は無実を訴えながら病死してしまったというのだ。これを読んだ吉宗は、おさよに会おうとするが、行方が分からない。やがて、没収されていた志摩屋の土地が両替商・石見屋(近藤宏)に安く払い下げられ、その裏に役人(闕所物奉行*2・沼田平五郎(深江章喜))が…
近年、急速に国際的な再評価が高まっている相米慎二監督。 相米監督が1985年に制作した映画『台風クラブ』の4Kレストア版が、現在、全国の映画館で順次公開されている。 大人と子どもの中間にあたる中学生という年頃特有の不安定な感情の爆発を、台風の到来と共に描いた相米慎二の代表作の一つだ。 youtu.be 細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』(2012)や池田エライザの『夏、至るころ』(2020)では、作中、『台風クラブ』のオマージュ的なシーンが展開するように、初公開から60年が経った今も映画界に与える影響は計り知れない。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle ||…
思ったより早く仕事からは解放されたものの、昼の2時過ぎなんて中途半端な時間じゃ、何もできやしない。 『特捜最前線』第239話「神代警視正の犯罪!」、神代の嫁さんって、かなり酷い女だと思う。出ました小林かおり。仕事人左門の嫁さんだったり初代音川洋子だったり、なんやかんやでよく見る女優さん。そして、蒲生警視の贅沢な使い方。あれだけのために出てくれるんだから、長門裕之ってのは偉いねぇ。
相米慎二監督、三上祐一(恭一)、工藤夕貴(理恵)、大西結花(美智子)、紅林茂(健)、松永敏行(明)、会沢朋子(泰子)、天童龍子(由美)、渕崎ゆり子(みどり)、小林かおり(順子)、尾美としのり(小林)、石井富子(順子の母)、佐藤充(順子の叔父)、伊達三郎(用務員)、きたむらあきこ(保健医)、鶴見辰吾(恭一の兄)、寺田農(健の祖父)、三浦友和(教師・梅宮)ほか出演の『台風クラブ 4Kレストア版』。1985年作品。 www.youtube.com 東京近郊のとある地方都市。木曜日の夜、市立中学校のプールに忍び込んだ5人の女子生徒は、先に泳いでいた同級生の男子をからかった挙句に気絶させてしまう。金曜日…
この記事では必殺シリーズ第15弾の『必殺仕事人』を取り上げましょう。 前作『翔べ! 必殺うらごろし』が不調だったため、必殺シリーズの集大成として原点回帰を行なった作品です。中村主水は八王子に左遷されていましたが、勘定奉行の稲葉とも関わりのある元締鹿蔵(二代目中村鴈治郎)に呼び戻されます。主水の仲間になるのが浪人の畷左門(伊吹吾郎)で、彼は家老の息子で中村主水そっくりの男に妻の涼(小林かおり)を手籠にされそうになったために娘の美鈴(水本恵子)を連れて脱藩した過去がありました。初めは仕事人になることを渋る主水でしたが鹿蔵の話に心を動かされ、畷左門の初仕事だったこともあり、「一回だけ」の約束で仕事を…