丁型駆逐艦。いわゆる、護衛駆逐艦として計画*1された。(日本帝国海軍)
従来の艦型より直線を多用したデザインとし、溶接を多用して量産性を向上させている。
また機関にはシフト配置が施され艦の生存性を高めている。
武装
当時の主だった日本の駆逐艦とは異なり、対空射撃を主眼とした高角砲を採用しているのも当クラスの特徴の一つとなっている。但し射撃指揮装置については量産化を重視し、簡略化されていた可能性が高いとされている。
艦隊戦への参加を考慮されていなかった為、次発装填装置や予備魚雷を搭載していない。
*1:当初は艦隊型駆逐艦の代替補充として考案され、最初から護衛駆逐艦として計画されていた訳ではない。