国鉄→JRの車両塗装パターンの名称。
鉄道車両の塗装。オレンジと緑のツートンカラーで、旧国鉄時代の直流区間を走る中距離電車の標準的な塗装。
カボチャとも呼称される場合いがある。
1950年、東海道線東京口に80系電車が登場した際、汚れが目立ちにくい濃い色合いをベースに窓周りを鮮やかな彩色として研究される。32系国電で実際の塗装を施し確認した後にこのカラーが採用され、静岡県名産のみかんをイメージし採用されたと言われ、利用者から好評を得て、その後の直流区間を走る中距離車両及び急行車両に相次いで採用された。
80系電車実物部品を使用したレプリカ。塗り分け参考。
211系以降、車体がステンレス化され、湘南色は採用されなくなったが、ステンレス車両の横帯はオレンジと緑のツートンが施され、湘南色の名残を留めている。
なお、転用に伴い他の帯から湘南色帯に変更された事例もある。
113系湘南色。
115系湘南色。
211系湘南帯。
E231系湘南帯。
E233系湘南帯。
185系湘南色ブロックパターン。
185系湘南色。