最終巻です。 ついについに。 といっても前回記事で少し入ってしまいましたがw ネタバレしますのでご注意を。 武王は盟主として上座につくよう望まれる。辞退するものの「周は仁義道徳を旗印として正しい国を造ると宣言なされ東征を開始された。ここで武王に盟主となっていただき諸侯をまとめていただきたい」という熱い要望と太公望の勧めで武王は引き受けたのだった。 太公望は牛耳の誓いを始めた。 生贄の牛を引き出し眉間を突き倒れた牛の血を取り片耳を落として盃に入れた。 「ではこの地を啜り盟主の命令に従うことを誓っていただきたい」 東伯侯姜文煥、南伯侯愕順、北伯侯崇黒虎、東南揚侯鍾志明、などなど次々と盃の血を啜り「…