秋空の下 旧トーマス住宅 風見鶏の館 暑さがまだ残る中、何十年ぶりかで訪れたレンガ造りの尖塔に風見鶏をいただく、旧トーマス邸。 ヒマラヤ杉の下に「Rhenania」と書かれたアーチをくぐると、数段の階段の先に洒落た鉄製のデザインが施された木製の扉が迎えてくれます。 中に入ると案内人が示した順路の先は陽光の差し込む「応接間」、建築当初の持ち主 トーマス夫妻の写真が飾られていました。 トーマス夫妻とエルゼちゃん 応接間 装飾が美しい天井 この館を建てた ゴットフリート・トーマス氏は、150年ほど前にライン河沿いにあるコブレンツ(ドイツ)に生まれ、20歳の時に来日して横浜で貿易の仕事を始めます。明治…