令和六年3月9日、この日は新年早々の海上勤務に出向いていた齋藤君の稽古始めとなりました。彼が入門して初めてと言って良い遅い稽古始めでありました。 昨年来よりユッタリ振る事から強く振る事を身に付けつつある彼の素振りを観ながら、次への精度を要求しました。次は鋭くであります。そして勢いだけに任せて振っている現状から今少しの意思を乗せての振りを求める事としました。 先ずは強さを求めて振ろうとする事による状態ののけ反り・・・先ずはこれを正す事としました。一人遣いで正せねば形は無論地稽古で出来る筈もありません。将来の為にも近々の課題であります。 木刀による打込み稽古でもはやり力任せの意志の欠如した精度の低…