西畑けい

先に総評 終わる漫画もあれば、始まる漫画もあるのが相場ですが、最近終わる漫画の方が多くない？ という勝手な感想をきらら本誌にもっている私です。こっからどんどん新連載に上げていかないと、またゲストの方が多い誌面になってしまう！ ALAS！ また満足度が激減する未来！ という勝手な危機感がありますが、実際ゲストで新連載に向けているのも個人的にピンとこないし、本誌の今後がマジ心配です。本誌が終わると、自動的に『ばくちぬぎ！』とか他誌に移ることもなく終わってしまうから、それは困るんですよ！ まだ食べてるでしょ！ そういう危機感があった、というのを記載して、総評と代えさせていただきます。 個別チェック三…

連載している作品、特に特に自分が目をかけている作品はなるべく可能な限り長く作品が続いて欲しいと思い願うところだし、その為にできる限りの手をいち不肖読者として打ちたいところではあるが、実際はなかなかそう上手く簡単にいくものではないから悩ましいなと感じるところである。 という事で発行日のうえでは2024年最後のきららですがいつも通り主観と偏見で身勝手に語っていきます。 ⇩過去の感想記事⇩ w811b8y198stx8.hatenablog.com

先に総評 今回は休載が少ない！ わしは宇宙塩を味噌鯖たぞ！ 許せる！ と錯乱するくらいには今回は休載が少ない回となりました。後半はゲストが目立ついつもの構成なものの、締めに鳥見を設置する手管はイエスだね！ と素直に称賛できます。でも、それが鳥見なのは鳥見が次代を切り開く一作になるからなのか、それとも敗戦処理だからなのか。鳥見を敗戦処理に使うなんてとんでもない！ ではありますが……。 とはいえ、鳥見が最後にあって座りよかったので、こういう終わり方を今後も続けて欲しいと思います。昔は〆を連載で、というのはあったし、それで『まーぶるインスパイア』とか『かみさまのいうとおり！』とかがいい感じに終わらせ…

第1巻の売上が大分好調なようだから早くも何か大きな動きがあるかとも思っていた『好都合セミフレンド』だが、その期待は第3巻が発売されるであろう来夏辺りまで持ち越しとなりそうだろうか。まぁこれだけ重版がかかれば更なる展開に向けてプラスになる事は確かであろう。 という事で今月号も主観と偏見で語っていきます。 ⇩過去の感想記事⇩ w811b8y198stx8.hatenablog.com

先に総評 「連載とゲストが完全に前半と後半に分かれて温度差が激しくございますー！」 「何ぃ！？ それは真実（まこと）であろうな！！」 ということで、連載陣とゲストが完全に前半後半に分かれきった感じなのが、2024年8月号の様態です。今までも連載とゲストが分かれ気味というか、分離しつつではありましたが、今回ほどほぼ完全に分かれるのは意外と例が少ないです。『ばくちぬぎ！』と『異世界魔王ごっこ』が埋まっているけど！ ほぼゲストの山に埋もれているのだ！ どっちもちょい前までゲストだったから勘違いしてしまうのだ！ というくらいには後半はゲスト攻勢です。休載少なめだったのにゲストが多いので、そろそろ誌面の…

英題は"An Approach to Winning the Nobel Prize in Chemistry for Tsukasa Shikama"です。これでJACS*1を狙います。嘘です。 はじめに 方針決定 問題分析 研究テーマの推定 具体的な手法―ひとつの可能性として― コンビナートリアルケミストリー、そしてその応用 おわりに はじめに ご存じの方も多いかと思いますが、タイトルにあります「飾磨司さん」とは、漫画「きもちわるいから君がすき」（西畑けい、芳文社）という作品のメインキャラクターの一人のことです。以下「きもちわるいから君がすき」のことを「きもすき」と呼称します。また、僭越な…

特にこれと言う事も無いけれども、またちょっと記事の執筆速度が遅くなりがちで他のやりたい事に時間を回せなくなってしまってるのはちょっと良くない傾向だなって、自分個人としてはその問題はどうにかしたいなって思うこの頃である。 という事でいろいろ身勝手に語っていきます。 ⇩過去の感想記事⇩ w811b8y198stx8.hatenablog.com

きもすき、きもすぎ～！！(気さくな挨拶) 皆さん、『きもちわるいから君がすき』は読んでいますでしょうか。「きもすき」と略されるこの作品は、独特の表現とキャラクターの突飛な行動が人気を博しています。作者の西畑けい先生はおそらく、設定と筋書きの下に描写や表現の仕方を丁寧に考えているのだと思われ、実際に作中では一貫性をもって使われている表現や象徴的あるいは示唆的な描写、また伏線などが確認できます。 そういうこともあってこの作品のファンの中には考察をしている人たちがおり、私を含めて彼らは、真剣な分析から珍説まで日々様々な考察に興じているのですが、その中で登場した考察の一つに「きもすきカトリック説」(こ…

先に総評 「久し振りに『一畳まんきつ暮らし』が載ってございますー！」 「何ぃ！？ それは真実（まこと）であろうな！！」 と大袈裟に言ってしまうくらい久しぶりにまんきつがある号となりました。去年ありましたっけ？（すっとぼけ）というレベルで最近の連載がガタガタなまんきつがある。それで満足するしか、ないじゃないか……。と妥協満足するくらいマジ久しぶりでしたね……。ページ数があれでしたね……。まだ『あっちこっち』のが良く載っているよな……。 ということで、連載陣が堅調だったので今回はゲストが少なめとなりました。実際問題、このくらいの連載とゲストの比率だといいんだけど、マジ安定しないんだよなあ。それにそ…

先に総評 ゲストが多いわー！ とほざくくらいにはゲストの数が多い号でした。五割はないものの四割近くはゲストな為、総合的な満足度が、特に後半に行くとダダ下がりでした。休載も多いのはそうなんですが、それをさっ引いてもやはり多い。 これで新連載につながりそうなのがあれば良いのですが、その芽もいまいちなのできらら無印苦難の時期、としても問題なさそうです。これでそろそろ終わりそうとか、実際終わったとかもあり、マジ冬の時代かもしれません。 とか言って総評終わり。 個別チェック三連弾 千種みのり『好都合セミフレンド』 更衣室で二人きりシチュエーション！ 大好物！ ということでそれだけで酒飲んでもいないのにメ…

※この記事は『きもちわるいから君がすき』28話(執筆時点最新話)までの内容に基づいて書かれており、かつその回までのネタバレを含みます。十分ご注意ください。 (追記：29話の掲載を受けて、展開予想をした部分に加筆しました) きもすき、きもすぎ～！！(気さくな挨拶) 28話を読んでからというもの、この一か月、網干千恵について狂ってきました。というか、現在進行形で狂っています。そんなわけで、いったん自分の頭にあるものの一部を吐き出しておくべく、現時点までで描かれている網干千恵の描写を元に、彼女が持つ舞台装置としての役割について記述していきます。まずこの記事内で「舞台装置」というのが何を指すのか軽く説…