10月15日、衆院選が公示され、27日の投開票に向け、与野党は一斉に走り出した。今回の衆院選の最大の焦点は、就任してまもない石破茂首相が国民の信任を得られるかどうかだ。 「裏金問題、旧統一教会との関係、発足直後なのに50%前後で低迷する内閣の低支持率……。自民党にとって “逆風下” の選挙であることは間違いありません。 直近4回の衆院選で、自民党は単独過半数(233議席)を上回る票を得て来ましたが、今回も単独で達成できるのか。石破首相は衆院選の勝敗ラインを『自民、公明の両党で過半数獲得』に設定しましたが、その目標が達成できるのかどうかが注目点になります」 822万円の不記載問題で戒告処分を受け…