わしの眼は十年先が見えるー大原孫三郎の生涯ー(新潮文庫)【電子書籍】[ 城山三郎 ]価格: 616 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 地方の一紡績会社「倉敷紡績」を有数の大企業に成長させた優れた経営者の一面と、社会から得た財はすべて社会に返す、という慈善家としての一面。大原孫三郎は、学生時代は放蕩生活を送り、また周囲からも騙されて巨額の負債を背負う経験を持つ。但し父の後を継いで経営者になると、周囲が会社の利益を追求するも、利益は社員と会社に還元しようとする自分の信念は曲げず、反対意見には「わしの眼は十年先が見える」と言って押し切った。 治安維持法の時世に社会思想の研究機関を設立。倉敷に東洋一を…