1878-1947 書物研究家。耽奇郎、詩仙洞主人、質々迂人などと号す。史料編纂所に勤めた後、雑誌出版社・従吾所好社、古書店・詩仙洞などを興す。頑固なので「がんさん」と呼ばれた。
3月26日の京都新聞*1に、大学堂書店の閉店について語る店主の髙井昌子さん（89）の記事。樺山聡記者の取材。仕事が早いですね。 河原町にあった大学堂書店については、旧ツイッターに店内の古本がリサイクル業者の車に運ばれる写真が投稿され、大騒ぎになった。また、私もシャッターに貼られた閉店を告げる案内の写真を投稿したところである。閉店ということで、店主のおばちゃんが亡くなったのかなと心配していたところ、病気療養中とはいえ、御健在と分かりホッとした。ありがとうございます。 記事によるとノーベル文学賞受賞者のあの人のほか、三島由紀夫や大佛次郎も来店したという。明治40年頃創業以降の歴史について紹介されて…
6月17日（土）13時00分〜15時30分、白石正明・横道誠オンライン対話企画「当事者、当事者研究、当事者批評〜「シリーズ ケアをひらく」のめくるめく世界」を開催します。 医学書院の「シリーズ ケアをひらく」について、担当編集者の白石正明さんを迎えて、シリーズ中の一作『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』（医学書院、2021年。2023年3月に韓国語版が刊行）を執筆した横道誠と語りあいます。 参加費は無料。見逃し配信もあります。 本企画は、日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究（C）「発達障害者による文学読解の可能性とポスト病跡学としての当事者批評…
