能登島大橋を本土側から 能登半島の和倉温泉付近と能登島を結ぶ橋で、七尾西湾と七尾南湾を分かつ屏風瀬戸という狭隘部に架かる橋。全長は1050mで、昭和57年(1982)4月3日に開通した。 能登島では、車社会の時代の到来により、本土との連絡橋架橋の機運が次第に盛り上がるようになる。やがて、運動の甲斐もあり、国の交付金が得られ、県が昭和53年から架橋事業に着手した。そして、翌年の着工から約2年半の歳月を掛け、完成したのがこの能登島大橋である。 当初は、建設主体が県であったことから、能登島大橋有料道路として、石川県道路公社が管理する有料道路であったが、16年3ヶ月で償還を終え、平成10年(1998)…