先日参加した「お能にトライ!」という体験講座内で、能楽師の小島英明さんが能面について解説されました。 そこで東京都内で見られる重要文化財「花の小面」の話をされました。 小面(こおもて)とは静かなほほ笑みをたたえた若い女性の面。その中でも豊臣秀吉が愛蔵した「雪・月・花」という3つの小面があり、そのうちの「花」が、三井家が所有する日本橋の三井記念美術館に所蔵されています! こちらがその「花の小面」です。三井記念美術館の過去の展覧会の画像を勝手にお借りました。 室町時代の石川龍右衛門(たつえもん)作と言われ、「雪」は京都の金剛流宗家が所有しています。「月」は徳川家康に贈られた後、江戸城炎上で焼失して…