今年は作家・司馬遼太郎さんの生誕100年に当たるということでNHKでは昭和61年に放送された、司馬さんが昭和の戦争までの時代を語る、『雑談「昭和」への道』を再放送しており、10月9日のこのブログに書いた。 放送は週一回のペースで直近は第11回「江戸日本の多様さ」という題で、録画していたのを見終わった。 この回の趣旨は「明治は欠点を持ちつつも素晴らしい時代であった」「明治時代を作ったのは江戸時代であり、江戸時代の多様さ・バラエティーが一本の川になって流れ出たのが明治である」「多様でなければ国は衰弱していく」として語られる。 その多様さを説明するのに江戸時代の300以上に及ぶ諸藩など地方の特徴やあ…