主に留学生が通う鳥栖市の専門学校では、去年、聴覚障害のある日本人学生を初めて受け入れました。情報ビジネスなどを学ぶ、中川剛志(なかがわ・つよし)さんです。 『コミュニケーションの壁』を乗り越えようと、学校が運営にも携わる硬式野球チームの練習に参加するなどしながら日々挑戦を続けています。 (佐賀放送局アナウンサー 池野健) 【高校卒業後も野球を続ける 難聴の専門学校生】 投球練習する中川さん 野球を始めたのは小学4年生から 中川剛志さん、ポジションはピッチャー。専門学校に通いながら、週末は社会人に交じって硬式野球の練習に励んでいます。 補聴器で周りの音を聞きとる 中川さんは、難聴で耳がほとんど聞…