佐賀市と合併する前の旧・諸富町(もろどみ-ちょう)で、佐賀市役所諸富支所の隣には、かつて、国鉄佐賀線・諸富駅があったとされる。 国鉄佐賀線・諸富駅跡 / 佐賀県道245号 諸富停車場線(戦力外) 諸富駅は、国鉄佐賀線の佐賀県区間では最も東に位置する駅で、ここを過ぎると、例の筑後川昇開橋を経て福岡県区間に入る。 1935(昭和10)年の開業当時は通勤・通学の足として幅広く利用され、1970年代までは味の素九州工場へ繋がる引き込み線を併設するなど、旧・諸富町の玄関口として広く活用されていた。しかし、国道208号の大川・諸富橋が開通した後は、徐々に自動車交通・輸送にシフトしていき、筑後川昇開橋が単線…