蘇秦

洛陽の人で蘇秦という者がいた。蘇秦はgd_mikeのもとに行き自説を説いたが、採用されなかった。 そこで、ishimi_214のもとへ行った。 蘇秦が説いて言うことには、「PS5のFC民は民度は低いものの、そのレベルはかなりのものです。 youtu.be 彼らを相手に勝利を収めるには多大な労力を要求されますが、それに見合ったゲーム体験が得られることは非常に稀です。 そこは同じようなスカッド、優秀すぎる守備AI、そして、それをこじ開けるためのメタ・ムーヴの数々しか存在していません。 youtu.be 対して未だにPS4でプレイしているものに、FCに全てを捧げているようなものはおらず、 多彩なスカ…

「風雲戦国之列国（邦題：キングダム～戦国の七雄）」の続編がU-NEXTに来ていたので、視聴。「列国」は春秋戦国時代の七つの国の興亡を描いていてお勉強の要素が強かったけれど、こちらは人物にスポットを当てているので見やすく面白い。 但しタイトルにあるように、単なる英雄ではなく取り上げられているのは「梟雄」。強暴で野心を持つ人物、と辞書にはある。奸計を巡らし、残酷な行いをしたと思われている人物を新たな視点で見つめようという趣旨のようだ。 …でも春秋戦国時代に疎い自分はそもそもこの人たちがどういう評価をされているのか知らなかったりする。 なので、取り上げられている梟雄7人の歴史的評価がどんなものなのか…

※補足１：画像は動画共有プラットフォーム「BliBli」で公開されている中国ドラマ『西游记（1986年製作）』より引用 ※補足２：各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 ①ここが天竺じゃない事は確かですね 孫悟空の受け答えはいつも軽やかだ。観音禅院をしばし離れ、玄奘と山道を進んでいる時の会話が次の通りである。 玄奘：悟空 前面是什么地方（悟空、この先はどこでしょうか？） 孫悟空：呵 管它什么地方 师父 离西天还远着呢（へっ、どこだろうと関係ないさ、お師匠さん。西天まではまだまだ遠いんだからな。） …

ラジオの音声が、家族には見えない「社会」の流れを象徴する。『牯嶺街少年殺人事件』において画面外の音は、人々を気遣うことのないこの社会＝時代の自動性を表現する。（濱口竜介『他なる映画と2』インスクリプト） 『牯嶺街少年殺人事件』の縦書きの句点。と読点，は文の右上ではなく真ん中に打つ。原稿用紙の真ん中に。 というのも、若い時代でないと培われない「俳句勘」があるのです。十代、あるいは二十代の初めに俳句を覚えたような人は、目にしたもの、耳で聞いたことを、頭で考えずに俳句にできるんです。（小林恭二『これが名句だ！』角川学芸出版） 「吾与諸君絶矣」わたしは諸君と絶交した！ 命令や義務の「すべき」を導くには…

中国ドラマ『ミーユエ～王朝を照らす月～』第68話のあらすじは以下の通りです。 第68話「太后誕生」 第68話では、稷が王位に就き、ユエが摂政として太后の尊号を受けることになります。しかし、国内では公子たちによる内乱が続き、函谷関の外には諸外国の兵が駐屯し、秦の混乱に乗じて侵攻を企んでいます。羋姝は華公子と手を組み、雍に拠点を移して遺詔が偽物だと噂を広め、旧制度の復活を図ります。 ユエは唐夫人と衛良人を呼び、公子たちを説得するよう依頼します。彼女たちはそれぞれの身内を説得し、新王のもとに迎えるための好条件を提示します。華公子らが咸陽に侵攻してくると、ユエは義渠君の力を借りて迎え撃つことを決意しま…

中国ドラマ『ミーユエ～王朝を照らす月～』第62話のあらすじは以下の通りです。第62話「逃走」第62話では、ユエが廷尉右丞に連行されそうになるところから始まります。黄歇が現れ、ユエを助けようとしますが、貞が右丞に刺されてしまいます。これをきっかけに、義渠君や民衆も加わり大乱闘が発生し、右丞は命を落とします。 ユエたちはすぐに薊を脱出しますが、羋茵が独断で兵を出し、ユエたちを追わせます。蘇秦は事情を聞き、易后に救出を求めます。ユエは黄歇の説得を受け、一緒に楚に戻ることを決意します。 このエピソードでは、ユエが再び困難な状況に直面しながらも、黄歇や義渠君の助けを借りて逃走する様子が描かれています。ユ…

中国ドラマ『ミーユエ～王朝を照らす月～』第58話のあらすじは以下の通りです。第58話「救いの手」第58話では、ユエたちが困難な状況に直面する中、蘇秦（そしん）が彼らを助けます。蘇秦はユエたちの惨状を孟嬴（もうえい）や郭隗（かくかい）に訴え、これにより孟嬴の誤解が解け、密かにユエを助けることを決意します。 ある日、五婆という仲買人がユエに書写を依頼し、手付けとして炭や食料を提供します。しかし、このことを知った羋茵（びいん）は、ユエたちを駅館から追い出すよう命じます。一方、秦では秦王の横暴さに耐えかねた司馬錯（しばさく）が魏冉（ぎえん）と共に朝廷を去ります。 ユエは書写の仕事が急に白紙になり、さら…

中国ドラマ『ミーユエ～王朝を照らす月～』第57話のあらすじは以下の通りです。第57話「旧敵」第57話では、ユエたちが宿泊していた駅館が火事に見舞われ、宝石箱が盗まれたことに気づきます。ユエは駅丞の韓伍の仕業だと推測しますが、彼はすでに姿を消していました。ユエはこの事件の背後に何者かの陰謀があると感じます。 一方、羋茵（びいん）の侍女である菱児（りょうじ）は、ユエの現状を易后（えいこう）に伝えます。易后は宰相の郭隗（かくかい）に相談しますが、郭隗は知らぬふりをするよう助言します。ユエは新しい駅丞がやってくることを知りますが、この人物も羋茵の影響下にあり、ユエたちはさらに困難な状況に追い込まれます…

中国ドラマ『ミーユエ～王朝を照らす月～』第42話のあらすじは以下の通りです。第42話「親子の絆」第42話では、魏・趙・韓の三国が函谷関に集結し、緊迫した状況が描かれます。蘇秦の策論の中に、音信不通だった孟嬴からの密書が見つかり、彼女と息子の職公子が韓に人質として送られていることが判明します。 大王は孟嬴を救出するために魏冉を派遣し、孟嬴は無事に救出されますが、職公子は趙の兵に連れ去られてしまいます。孟嬴は息子を思い涙を流しますが、今は動けないと諭されます。 一方、ユエは策論の分類を任され、各地から寄せられる策論を読み進めます。羋姝もユエに対抗心を燃やし、策論の整理を手伝いますが、すぐに疲れてし…

はじめに 鬼谷子（きこくし）は、中国の戦国時代の伝説的な思想家であり、戦略家、そして教育者です。その本名は王詡（おうく）であり、彼の教えは多くの有名な弟子たちを通じて広まりました。本記事では、鬼谷子の生涯とその影響力について詳しく探り、彼の教えがどのように現代にも通じるかを考察します。 1. 鬼谷子の生い立ちと教育 鬼谷子は、戦国時代の中国に生まれ、戦略や戦術に精通していました。彼の教育は、彼が山中で隠遁生活を送りながら、弟子たちに戦略と政治の知恵を教えたことから始まります。例えば、彼の弟子には孫臏や蘇秦などがいます。彼らは後に大きな影響を与える戦略家となりました。鬼谷子の教育方法は、弟子たち…

2019年発表の本書は、成都生まれで日本に帰化した評論家石平氏の、中国偉人伝。筆者は「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」で山本七平賞を受賞し、中国に対して辛口な評論で知られる。 堺屋先生には「日本を創った12人」（*1）という名著があるが、それに似せながらも筆者の、 ・むき出しの欲望が中国の原動力 ・いつになったら中国国民は権力から解放されるか という主張が貫かれた「史観」である。取り上げられているのは、 ・蘇秦 秦の統一以前、７国争う時代の外交謀略家 ・李斯と趙高 秦朝の興亡に関わる謀略家で「利口な愚か者」 ・項羽と劉邦 前漢成立時の、貴族的な武将と無頼漢出身の為政者 ・王莽 前漢を…