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相撲甚句

(スポーツ)
すもうじんく

 相撲の世界に伝わる伝統的な文化のひとつで、地方巡業や福祉大相撲などで力士が披露する七五調の俗謡のこと。前唄・本唄・ハヤシ唄の三部構成になる長めの唄もあるが、割合的には本唄のみのものが多いようである。
 また、入門したばかりの新弟子が実技や相撲の文化を学ぶために通う「相撲教習所」の必修科目にも「相撲甚句」が組み込まれている。 
 主に力士の哀歓を歌うものが多いが、必ずしも相撲に関係する内容の唄ばかりではない。また、力士ではなく呼出しさんや行司さんが歌ったり作詞をするケースもあるし、そもそも相撲関係者が歌わなければならないという決まりもない。実際、大相撲ファンでも趣味で相撲甚句を歌う人やサークルは結構いる。
 
 ちなみに元・前頭3枚目で現在歌手の大至伸行氏が歌う相撲甚句のCDが両国国技館内などで販売中。

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