大山祇神社神門とその先の拝殿 大三島に鎮座する神社で、全国に勧進された大山積神社や三島神社の総本社。伊予国一宮で、延喜式では、大山積神社の名で明神大社とあり、明治以降の社格は国幣大社であった。戦後は神社本庁の別表神社となっている。 大山祇神社の祭神は、伊弉諾神と伊弉冉神の子である大山積神で、別名として和多志の大神とも呼ばれ、山の神ながら、瀬戸内という地勢もあり、海の神としても祀られた。後の世には、戦の神としても尊崇され、各時代の武家の領主や棟梁から多くの武具が奉納されたという。 ただ、大山積神は、当初からこの大三島に鎮座したわけではなく、勧進されてこの大三島に遷ったとされる。 大山祇神社総門 …