日本の女流作家の歴史小説で、永井路子や杉本苑子のように冊数の多くない人の分をここに纏めて置く。 【來水明子】 題名からして最初歌集かと思っていた。寝間の本棚にあって、若い古本屋が採ってくれた。 ・『殘花集』昭和三十八年五月 二 十 日 印刷・昭和三十八年五月二十五日 発行・定価四二〇円・桃源社・257頁・四六判上製本角背函入残花集 (1963年)作者:来水 明子桃源社Amazon この書影は函の表紙側。但し祖母の蔵書は金がくすんで、標題と著者名も黄土色になっている。背表紙側は同じ標題・著者名が殆ど茶色になって縮小されて上半分に入っており、最下部にごく小さく「桃源社」と横並びに入っている。裏表紙…