こともがな、だけ思い出してスマホで調べてみる。 百人一首の和歌であった。あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな訳) わたしはもうすぐ死んでしまうでしょう。 わたしのあの世への思い出になるように、せめてもう一度だけあなたにお会いしたいものです。作者は和泉式部という女性歌人で情熱的な恋多き女性であったらしい。 何故、この和歌の「こともがな」だけが頭に浮かんだのだろうか?私も年が明けて既にアラフィフ世代である。まだ、長生きしたいと思う気持ちはあるが「あらざらむ(死んでしまうでしょう)」なんて縁起でもない気がする。ただ、自分もそういう状況になったらもう一度誰かに会いたいと強く…