舞踏家。1938年東京に生まれる。 1959年土方巽の「禁色」で少年役を演ずる。以後、アルトー館、暗黒舞踏派公演に参画。1969年初リサイタルのあと舞台活動を中断。85年「死海」の大野一雄との共演でカムバックした。86年以降大野一雄の全作品を演出。1998年、郡司正勝氏の遺稿を基に自身のソロ作品「ドリアン・グレイの最後の肖像」を上演。 著書に「大野一雄 魂の糧」(フィルムアート社)。
大野慶人 さん 舞踏家。 2020年(令和2年)1月8日、死去。 訃報 大野慶人さん死去:朝日新聞デジタル 大野慶人さん死去(舞踏家):時事ドットコム 舞踏家・大野慶人さん死去、81歳 土方巽作品に多数出演|秋田魁新報電子版
1月の知研セミナーの案内を書いた。 URLは後ほど、以下にアップする。 https://www.facebook.com/groups/216147683882632 ーーー 資金なし・組織なしで、新雑誌を創刊する! 橘川幸夫創刊編集長が驚きのノウハウを語る。 ゲスト:橘川幸夫(『イコール』編集長) 2024年1月18日:20時から。ZOOM開催。 メディアプロデューサー・橘川幸夫さんが創刊編集長をつとめる新雑誌『イコール』が1月に刊行される。出版不況下、特に雑誌の凋落が進む中で、新テクノロジーと新しい時代潮流に掉さしながら、資金なし、組織なしで新雑誌を刊行というビッグチャレンジです。 『イコ…
「名言との対話」は」2016年から「命日」あるいは「誕生日」の人物を取り上げてきて8年経った。最初の2年は「命日」「誕生日」という切り口だけで、そして3年目以降は「時代」を意識してやってきた。その結果近代から平成までの時代が網羅されてきた。 「近代」(命日)。「明治」(誕生日)。「大正から昭和」(誕生日)。「戦後」(命日)。「平成1」(命日)。「平成2」(命日)。 文化文政から始まる「近代」、戦後から始まる「現代」を網羅できた。9年目の2024年は「現在」とすることにした。同時代を生きた人ということになる。中心は「コロナ禍」に見舞われた世代だ。「令和」中心に命日で人物をさがす。令和は今年が6年…
水曜日。11:50「ぽかぽか」トークに安東弘樹&山本里菜。「徹子の部屋」に小日向文世。夜9時「相棒22 #4」に藤井美菜(森下直脚本)。夜10:30「浪川んちに集合な!」に堀内賢雄。夜11時「あちこちオードリー」[TVer]にノースリーブス(高橋みなみ・小嶋陽菜・峯岸みなみ)。 夜6:00-6:30 ★BSフジ『植野食堂 by dancyu #283トマト卵炒め』 “本日は、唯一無二の上海料理が味わえる東京・新宿御苑「シェフス」さんの厨房へ。初代は今は亡き伝説の料理人、王恵仁さん。素材そのものの味を引き出す研ぎ澄まされた料理は “引き算の中華”と呼ばれていました。そんなお店で教えてもらうのが、…
ー愛しき面倒な演劇人 名プロデューサーが明かす知られざる素顔(23)ー(悲劇喜劇2021年7月) 舞踏家大野一雄が希代の芸術家であることは、その実績からも世界各国での評価を見ても、論を俟たないことであろう。本稿を書くに当っても、演劇人ではないではないかという声もあろうかと思うが、そのような見方に対しては、大野一雄をする評する澁澤龍彦の言葉 「空虚の中を泳ぎまわる悲劇役者」という一言を紹介するだけで充分だろう。 またその盟友であり、共に「舞踏」という芸術の創始者である土方巽が喝破した至言、 「舞踏とは、命がけで突っ立っている死体だ。」 に言及するだけで大野一雄の舞踏に関する舌足らずの説明など必要…
2023年7月8日(土)・9日(日)に開催される表象文化論学会第17回大会(東京大学駒場キャンパス)にて、「「ままならない身体」をめぐる思考と実践」と題したパネルを実施します(小澤は企画と当日の司会を務めます)。一部に来場者参加型のワークショップも取り入れました! ぜひご来聴、ご体感ください。 ■大会ウェブページ:1日目のシンポジウム・パフォーマンスをはじめ、今回も面白い企画がてんこ盛りです! www.repre.org ■「「ままならない身体」をめぐる思考と実践」パネル:7/9(日)16:30-18:30(午後2)、Komcee East 2階 K212 ・自己の身体に対する解像度を上げる─…
これは、胸に来るな・・・。戦後の混乱のなかを必死で生き抜いてきた人たち。世の中のモラルは、いつも後付けなのだ。一番大切なのは、生きること。それと、愛すること。その二つをまっとうした美しい生命たちの可憐な姿をいくつも見せてもらいました。 元次郎さんもメリーさんも、ミッキー安川も、大野一雄もその息子の大野慶人も、団鬼六もみんなもういない。でも多分、今もどこか、意外と近くに、こんな風にひたすら生きてる小さな人がたくさんいるんだろうな。 メリーさんは濱マイクの映画やドラマに出てきた、優雅で気位の高い年老いた娼婦のイメージだけど、大野一雄の「ラ・アルヘンチータ頌」だって同じくらい白塗りだ。時代感覚も美的…