平成18年(2006年)3月に、旧加東郡の社・滝野・東条の3町が合併して加東市となり、私たちの地区も「兵庫県加東市山国」となりました。それでは大昔から政治体制の変革、行政区画の推移、市町村合併などにより、地区の呼称はどう推移してきたのでしょうか。簡単にまとめてみました。 1 中世・・・播磨国福田保内山國村(はりまのくにふくだのほのうちやまくにむら) 『日本歴史地名大系』(平凡社、2005年)によれば、「山國村」の名が登場する最も古い史料は元徳二年(一三三〇)二月一八日の「沙弥某寺領寄進状」(清水寺文書)だということです。 ※福田保・・・野村、上田、福吉、大門、西古瀬、中古瀬、東古瀬、屋度、沢部…