今年は後期の授業2コマ(180分×15回)で鍛金(非鉄)の授業をすることになったので、いろいろ思い出したり、YOUTOBEで金工で周辺の動画を見漁っていたのだけど、ほんとに今はいろいろなんでも動画があるもんだと感心する。けれど、やっぱり何か足りないなぁと本など探していて、偶然「黄金有情 金工のものがたり」 大角幸枝著 里文出版 を見つけて読んだ。 大角幸枝さんと言うのは、鍛金の人である。いわゆる工芸の公募展の日本工芸会というのに所属してる人で、東京藝大の芸術学(座学系)出身から、実技に興味を持って、鹿島一谷、関谷四郎、桂盛行(3人とも人間国宝)に師事、日本伝統工芸展を中心に作品発表、受賞を重ね…