潮の「満ち」を操る玉。丸い水晶型をしている。 古事記には、初代天皇(神武天皇)の祖父に当たるホオリ(山幸彦)が海の神様ワタツミから授かり、釣り針を巡ってけんかした兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後、「潮涸珠」で助けてひざまずかせたと書かれている。 「潮涸珠」と共に宮崎の鵜戸神宮に保管されており、古事記編纂1300年を記念し、2012年11月3、4の両日に戦後初めて一般公開される。