北海道檜山郡にあります、渡島国一宮「姥神大神宮 ( うばがみだいじんぐう ) 」を紹介しましょう。 御祭神は 天照皇大御神 春日大神 ( 天児屋根命 ) 住吉大神 創建は、健保四年 ( 1216 )あるいは、文安七年 ( 1447 ) 。 津花の浜に折居 ( おりい ) 様と呼ばれる老婆が住んでいました。 ある日、折居様は神島から光が発せられているのを見て、島に渡りました。 そこにお爺さんがいて、この中の水を撒いたらニシンが群れになってやってくると言って、彼女に瓶子 ( 壺 ) を授けました。 瓶子を持ち帰った彼女は、早速、中の水を海に撒いたところ、ニシンの大群がやってきました。 豊漁で、村人…