内藤初穂

戦記物を得意とする評伝作家。東京出身、１９２１年生まれ。 「星の王子さま」の翻訳者として知られる、内藤濯の息子。

東京帝国大学工学部船舶工学科卒、海軍技術科仕官として海軍航空技術廠科学部勤務、敗戦時海軍技術大尉。

戦後、岩波書店編集部、ＰＲ会社自営を経て、１９７５年より著述業。
主な著書に、『狂気の海』（中央公論社、後に『太平洋の女王・浅間丸』と改題して中公文庫）、『桜花―非常の特攻兵器』（文芸春秋、後に『極限の特攻機―桜花』と改題して中公文庫）、『軍艦総長平賀譲』（文芸春秋、後に中公文庫）、『海軍技術戦記』（図書出版社）、『機密兵器―奮竜』（図書出版社）、『ＴＨＵＮＤＥＲ　ＧＯＤＳ』（講談社インターナショナル）。主な編著書に、『史話３６６』（日本ブリタニカ）、『星の王子パリ日記』（グラフ社）、『平賀譲遺稿集』（出版共同社）、『戦艦武蔵建造記録』（アテネ書房）。